2005年11月25日

本【孤独を生ききる】


瀬戸内寂聴さんの本【孤独を生ききる】を読んだ。

孤独を生ききる(瀬戸内寂聴)
   「よくいらっしゃいました。」
      寂聴さんの全てを包み込むような語り。


月あかりに照らされた嵯峨野路。
 様々な孤独を抱えた人々が寂庵を訪ねる。

   ながむればいなや心の苦しきに
       
いたくな澄みそ秋の夜の月
              <西行【山野集】より>

お互い孤独だからこそ、
 さあ、今、手をつなぎましょう
 あなたの孤独が私の孤独に溶け込み、
吸収されますように。   

                           「さあ、お話を聞きましょう。」

・・・

頬に涙がつたった。しずかに・・・。
 しばらく流していなかった、と知る。

第十四夜
 良寛の死に寄り添う貞心尼の姿に
以前書いた日記を想う。
 
あの人も、この人も、孤独と向き合っていた。
私は無力という孤独を知った。
 
こうして“孤独”を意識した瞬間から、
人は寂しさを知り、苦しみ、憎しみ、あがき、身もだえして・・・
 
いつしか、
優しさや愛という感情に昇華させていくのだろう。
孤独を見ずして情愛を感じる心は生まれ得ないってことか。
 
・・・
 
本の最後に
「孤独は自由と同義だと思いませんか。」とあった。
 
孤独が自由と思える日、、、まだまだ私には遠い日のよう(笑)
けど、いつかは。。。 楽しみに焦らずに待っていようか、今は。
 


miyuki1116 at 12:51コメント(0)トラックバック(0)  

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