2005年09月08日
藤沢久美さんの本
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木々に囲まれたテラスに
小鳥たちが どこからか飛んでくる。
そして
私が撒いた ひまわりの種を
ただただ無心に ついばんでいる。
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『この小鳥達の姿を見ることが私のストレス解消法です。』
と書いていた女性がいる。(ブログより要約)
と書いていた女性がいる。(ブログより要約)
藤沢久美さん 画像にある綺麗な女性です。
彼女の新書を、先ほど読み終えました。
なぜ、御用聞きビジネスが伸びているのか
なぜ、御用聞きビジネスが伸びているのか
顧客が自然に集まる10の発想転換
藤沢さんは、NHK教育テレビ「21世紀ビジネス塾」の
キャスターだった方。
本には、「21世紀ビジネス塾」を通じて知り得た
本には、「21世紀ビジネス塾」を通じて知り得た
中小企業の元気な姿が数多く書かれています。
・・・
私は、この本を読みすすめていくうち・・・不思議な感覚を覚えました。
『まるでエッセイでも読んでいるかのよう・・・。』
そう、私が過去に読んだことのある
ビジネス本特有(?)の迫ってくる感じが全くしないのです。
ビジネス本特有(?)の迫ってくる感じが全くしないのです。
ビジネス本でありながら、読み手として、自らの肩を力まなくてすむ。
そんな安堵さえ感じます。
この安堵感は、藤沢さんからテレビ画面を通じ伝わってきていた
物腰のやわらかさ、相手の目をしっかり見ながら聴く、話す姿、そのものです。
物腰のやわらかさ、相手の目をしっかり見ながら聴く、話す姿、そのものです。
どうしてだろう?・・・
著者は当事者(本に出てくる企業&読み手)の視点では無いってこと?!
ではいったい・・・ 『彼女の視点はどこにあるのだろう?』
このことが気になりながら、
さらにさらに加速度は上がり、彼女の世界に惹きこまれていった。。。
さらにさらに加速度は上がり、彼女の世界に惹きこまれていった。。。
・・・
途中、、、
紹介される企業の取り組みに『へぇ〜!』と感嘆の声を上げ、
著者の、そこから予測できる展望に明るい未来を感じ、
紹介される企業の取り組みに『へぇ〜!』と感嘆の声を上げ、
著者の、そこから予測できる展望に明るい未来を感じ、
さらりと書かれたエピソード(物語)に目頭が熱くなり、
登場人物たちの言葉ひとつひとつにリアルな今を想う。
登場人物たちの言葉ひとつひとつにリアルな今を想う。
・・・
全ての章 <顧客が自然に集まる10の発想転換>を読み終え
とうとう“おわりに― ”の文字。残り数ページとなった。
とうとう“おわりに― ”の文字。残り数ページとなった。
『彼女の視点はどこにあるのだろう?』の問いを持ちながら
読みすすめた私は、ここでようやく答えを得た気がする。
読みすすめた私は、ここでようやく答えを得た気がする。
“おわりに― ”で紹介されている
『思い出深い会社があります。』から始まった会社は
今の時代に急成長している(話題の)企業などでは無く、
100年という歳月で事業をしている企業。
『思い出深い会社があります。』から始まった会社は
今の時代に急成長している(話題の)企業などでは無く、
100年という歳月で事業をしている企業。
著者は、この会社の経営のあり方を、
『“日本の誇り”と言ってもいいのではないでしょうか?』と結んでいます。
『“日本の誇り”と言ってもいいのではないでしょうか?』と結んでいます。
<下記、本から抽出>
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社会のため、お客様のため、そして、働く人々のために企業があり、
その使命を経営者と株主が共有し、企業という素晴らしい場を発展させていく。
企業の姿とは、本来、そうあるべきものなのではないでしょうか。
・・・(中略)・・・ だから大切にしたい。
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・・・(中略)・・・ だから大切にしたい。
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彼女が「21世紀ビジネス塾」での数年間に垣間見た中小企業の姿は
この小鳥の姿そのものだったのかな、って思います。
この小鳥の姿そのものだったのかな、って思います。
そして、この本を書いていた時には、
彼女自身が小鳥であったに違いありません。
そして・・・
彼女が、ただただ無心についばんでいた種は、
他界したお父様との約束 『人のためになる仕事をすること』の種。
彼女の視点は、きっと・・・
彼女が、ただただ無心についばんでいた種は、
他界したお父様との約束 『人のためになる仕事をすること』の種。
彼女の視点は、きっと・・・
『今の自分は人のためになる仕事をしているかどうか?』
ここにある、と私は思いました。
ここにある、と私は思いました。