2005年06月18日

短歌心を暮らしの中に。

 
昨日は、短歌に浸った一日となった。
【青潮下松短歌会】月一回の集まりに初参加。


 
青潮下松短歌会・初回
市内の公民会の一室に集まった20名ほどの
  短歌人と先生。

皆、私よりも随分と年上で、母や祖母の御歳だろう。

めいめいの席に配られている菓子の銘柄に懐かしさを感じ、
この日を愉しみになさっている様子が伺える。




 先月、私がこの集まりを見学させていただいた時に感じた

  “短歌を詠むことは何も特別なことでは無い。
   日々の暮らしを豊かに愉しむもの”

この感覚に私の今の願い『私なりの人生を愉しみたい』が重なった。

・・・

『では皆さん、始めましょうか。』
進行をしてくださる方の穏やかな声と共に始まった。


各人が事前に持ち寄った短歌を声を揃え読む。
続いて批評 『皆さん、いかがでしょうか。』

   手厳しい。

作った本人の名を伏せている分、言いやすいのだろうか?
私が作った短歌の番となり、思わず俯いてしまう。。。

      泣きつかれ
         眠る我が子を 胸に寄せ
            母も恋しと 温もり分かつ

参加者口々に
『想いは伝わるけど、よく分かんないわねぇ・・・』
 批評をいただく・・・さらに頭は垂れ、赤面。

・・・

最後に先生がおっしゃっていた短歌の心得。

    その一瞬を詠む
    主観は無用、あくまで客観的に
    一番言いたい事をあえて言わない


作者が、その短歌で表現したかった想いを
五・七・五・七・七の31文字で表現することの難しさと
面白さを、、、、ほんの少し知った。

それと・・・
【独りよがり】の空しさをいっぱい知った。

 あぁ〜これって!全ての事に通じることなのだろうと思う。

『どんなに・・・
  その本人の想いが深くったって熱くったって、
    結局は、伝えたいがはずのその相手が、、、どう受け止めるか?』

  これしかないんだ。。。

・・・

また来月の集まりに向け、短歌心で過ごそう。
日々の暮らしを愉しみながら!
 
 
和歌・短歌歳時記

miyuki1116 at 07:54コメント(0)トラックバック(0) 

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コーチ深雪

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