2005年03月29日
背中。
ふと・・・人の背中に、その人が背負っているものを感じる時がある。
寂しさ。やるせなさ。厳しさ。空しさ・・・
嬉しさ。甘さ。優しさ。愉しさ・・・
私は、その其々に、重さを感じ、色が見え、明るさの度合いをも違って感じられる。
この歳になって、
その違いは、どこにあるのだろう?と考えるようになった。
そして、ぼんやりわかってきたのは・・・
そのものを背負っている人が、
そのもの達を、どう扱っているか、
もしくは、そのもの達に、どう扱われているか、に
よる違いでは無いか?ということ。
・・・
先日、惚れ惚れするような凛々しい背中を見ました。
(単にシャキ!と姿勢がイイ、とかじゃなくって、、、)
その背中を見て、私が痛感したのは
『その人の生き方が背中に表れている』という事実。
自分の背中は、自分では見ることが出来ない。
だからこそ、人間は、人の背を見る。
背中は正直。
言葉では表現できないものを語っている。